経営管理の資格

MBA(経営学修士)

世界共通で認知されている経営管理に関する資格といえば、MBA(Master of Business Administration・経営学修士)でしょう。MBAは大学院で経営学を修めることで得られる学位であり、正確には資格ではありません。MBAは「どこの大学院(ビジネススクール)で取得したか」によって格があるので、どこでもいいから取れば世界で通じるというわけではないようです。

しかし、実際のビジネスの場における実力は学歴で決まるわけではありません。特にベンチャーの世界はその色が強いです。実践力がある人こそが評価される世界であり、評価の対象になるのはキャリア(職歴、実績)です。私もベンチャーの人材採用に関わることがありますが、学歴はさっとみる程度で主に職歴しかみません。元々の目標はスキルの習得なのですから、MBAの格ではなく、自分がもっとも効率よくスキルアップできる学校を選ぶべきでしょう。

MBAの特徴はケーススタディ、実際に企業で起こった経営判断の事例に基づいたディスカッションが多く取り入れられている点にあります。そのため、ケースをロジカルに分析する能力、自分の考えをプレゼンテーションする能力、ディスカッション・交渉能力など、単なる知識以外の要素も鍛えられます。また、MBAのクラスにはさまざまなバックグラウンドの講師・生徒が参加していますから、他分野の人から刺激を受ける機会が増える、新たな人脈ができる、といったメリットもあります。海外のビジネススクールであれば、英語力のブラッシュアップも可能でしょう。

MBAを取得するには、通常は大学院に2年、短くても1年は通学しなければならないので、普通に仕事をしながらこの学位にトライすることは原則的にはできません。仕事を休職した上で、海外のビジネススクールなどに留学して取得するのが本流です。しかし、最近は日本にも夜間や休日に大学院に通うことでMBAを取得できるコースというのがいくつか開講されています。


MBAの取得には年単位の計画が必要になりますし、事前の情報収集も重要です。以下、参考になる本をあげましたので、ご興味あればご参照ください。

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