2010年4月27日 Alnylam、RNAi医薬のフェーズ2試験結果を論文発表

Alnylamは、呼吸器多核体ウイルス(RSV)を対象とした、siRNA治療薬ALN-RSV01のフェーズ2試験(GEMINI試験)の結果に関する論文がPNASに掲載されたと発表しました。この結果は以前にも学会で報告されたものです。

試験の結果、ALN-RSV01投与群ではプラセボ群に比べ感染率が38%有意に減少しており、投与によって感染を回避できる可能性が1.95倍になると推定されています。また、良好な安全性・認容性も示されています。Alnylamはこの結果を受け、RNAi医薬品のヒトにおけるProof of Conceptを確立するものだとコメントしています。

なお、このALN-RSVプログラムのアジアにおけるパートナーは協和発酵キリンであり、その他の世界各国についてはCubist Pharmaceuticalsがパートナーになっています。

医薬品として競争力のあるものになるかどうかはまだわかりませんが、RNAiを作用メカニズムとした医薬品が実用化することが現実味を帯びてきていることに注目です。

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