創薬の研究プロセスのマネジメントに関する書籍

不確実性のマネジメント 新薬創出のR&Dの「解」

新薬開発に関わる方、特にマネジメントレベルで新薬開発を見る立場の方にお薦めの本です。

新薬開発は非常に不確実性(リスク)が高いと言われています。実際、世の中の現状を見てみると、製薬会社は自社の研究所から産み出される新薬だけでは事業の維持・成長ができないために、バイオベンチャーからの新薬導入や製薬会社同士のM&Aをせざるを得ない状況になっています。その大きな要因の1つに、どんなに多額の資金を研究開発に投入したとしても、その投資に見合った新薬が産まれてくるとは限らない、という新薬開発の不確実性の高さがあると考えられます。

どうマネジメントすれば、新薬を効率よく産み出せるのか。それは大きなテーマでありながら、資金力と優秀な人材を持つ製薬会社でさえ、答えを見つけられていません。「自社でリスクをとって研究開発せずとも、ベンチャーから新たな商材を買ってくればよい」という、ある意味でいえば医薬品商社的な存在になることを大手製薬会社自身が認めている節すら感じられます。

この本に書いてあることがその答えであるとは思わないのですが、新薬開発の不確実性をマネジメントするという視点で書かれた書として、本書は新鮮に感じられました。自分自身の考えをブラッシュアップするにあたってのデータ、1つの参考になる考え方として読んでみてはいかがでしょうか。


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